電子書籍2年は台湾から始まる?

台湾工業技術研究院、電子書籍端末向けに図書館資料11,000冊の貸出を計画
これはすごい。台湾の公共図書館500館が協力して、公共図書館の所蔵資料11,000冊を電子書籍端末向けに貸出できるようにする計画を立てているそうな。早ければ2012年には完成するそうで、国外の人も登録すれば利用できるらしいです。プラットフォーム・デバイスはどうするの?著作者との間でもめたりしなかったの?という疑問はあるものの、台湾はいろいろと進んでるなー。
日本の国会図書館も今までの所蔵書籍を全て電子化する計画はあるものの、国の図書館が電子書籍を貸し出すなんて…できたとしてももっと時間はかかるだろう。


話は変わって最近の電子書籍界隈の動向

第1回ダ・ヴィンチ電子書籍大賞というのが開催されたらしいのですが、対象作品は 2010年1月1日〜12月31日の間に配信されていた作品 ということらしいです。

2010年に配信されてた電子書籍って大抵は紙でも出てるわけで、なんでわざわざ電子書籍の賞なんて作ったんですかね。電子書籍元年を一過性のブームに留めないようにみたいな事が書かれてますが、なんか無理矢理感が否めない。

それよりもオールアバウトの電子書籍にあなたのコメントが掲載されるかも(part1)のほうが全然試みとして面白い。電子書籍に読者のコメントが載るってのはなかなかいいアイディアだと思う。
これは電子書籍としての新たな試みとして注目すべき事象ではないでしょうか。

クリスマス特需か? 米USA Today紙の全米週間ベストセラーランキングで電子書籍がトップ6位まで独占
クリスマスプレゼントにkindleをもらったひとが一斉に電子書籍を買ったのが理由?と書いてありますがそれにしてもすごい。アメリカではそこまでデバイスの心透が進んでいるのかな?日本だとまだkindleの発売に至っていませんが、これからAmazon Japanがkindleを格安で販売しだしたら国内の電子書籍への流れが加速するかもしれませんね。
私は早くkindleのポピュラーハイライト機能を使ってみたいので、日本発売したらきっと買います。