ニコペのサービス終了に思うこと

最近ニコニコ関連のサービス終了が相次いでる(ニコニコ遊園地 閉園のお知らせ「ニコゲー」サービス終了のお知らせ 【ニコペ】サービス終了のお知らせ
ニコニコ遊園地はニコニコ動画上でゲームが楽しめるサービスということで、主にニコ生の放送者と視聴者で遊ぶ感じのサービスだった(気がする)。
これは明言はされていないものの多分ニコニコアプリにサービス統合というか集中するために切り捨てたのだろう。


ニコゲーは株式会社スパイクが運営してるゲームの制作・公開ができるサイトで、2010年10月にサービスのローンチがされたばかりだ。
どういった考えのもとこのサービスを開始したのかはわからないが、ゲームの制作ができるなど、コアユーザ向けのサービスだったためにあまり利益が見込めなかったのと、サービスとして発展の見込みがあまりなかったから思い切って終了したのかな。
ニコゲー自体はSNSとしての機能も有していたようで、その中でニコキャラというアバターを着せ替える為のガチャで収益を見込んでいた…?
ゲームを作るユーザとアバターのガチャを買うユーザ層が被ってなかったのか、まぁ6ヶ月半でサービスが終わるくらいだから収益は伸びなかったのだろう。


以上におけるサービス終了はまだわかる。ニコニコアプリにシフトしたということと、収益が見込めない上にユーザもそれほど集まらなかったということ、両者理由ははっきりしてるし英断だっただろう。

ニコペはニコニコアプリ内にあるひとつのゲームである。ニコニコアプリは今話題のソーシャルゲームというポジションで、いくつかの会社がニコニコアプリ内にゲームを公開して、ニコニコのユーザがプレイできるようになっている。
このゲームは犬や猫などのペットを飼って遊ぶというゲームで、ガチャなどの課金で収益を得ている。

今回疑問に思うのが、何でニコペのサービスが終了してしまったのかということだ。
上記三つのサービス終了は時系列的に見ると
2010年
12/1 ニコニコ遊園地サービス終了のお知らせ
2011年
3/24 ニコゲーサービス終了のお知らせ
3/24 ニコペサービス終了のお知らせ
となっている。

これからニコニコアプリに注力していくのだろうが、ニコニコアプリの課金ゲームであったニコペのサービス終了により、アプリ利用者の中には買い控えならぬ課金控えする層も出てくるだろう。
せっかくニコペで課金してたのにサービス終了するなんて、最近ニコニコ関連のサービス終了が相次いでるし、ニコニコアプリで課金してもすぐサービス終了しそう…
というユーザが少なからず出てくるだろうに…個人的には今回のニコペのサービス終了は判断を間違えたのではないかと思う。
なぜ終了させてしまったのか理由が知りたい。

まぁ運営がドワンゴじゃなくてスパイクだから、ニコニコ側の意思にそぐわない理由なのかもしれないが、ニコニコアプリに対する印象はあまりいい方向には動いてないと感じる。